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【エギング】春イカは藻場攻略が必須!攻略法を解説!

春はアオリイカの産卵時期であり今回狙う親イカの平均サイズは1kg。大きいもので3kgのイカも釣れるエギングのベストシーズン。

春イカエギングで大切なのは、藻場の攻略と警戒心の強いイカの釣り方

しっかりとポイントを押さえて春イカに挑戦しましょう。

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春イカは藻場攻略が必須!

アオリイカの寿命はおよそ1年です。

地域によって多少違いはありますが、夏〜秋に生まれ成長し、冬になり水温が低くなると沖の深場へ移動します。そして春になり水温が16度前後になるとまた接岸し、産卵し一生を終えます。

春イカは、産卵前に体力をつけるために獲物を捕食します。この捕食しているときが釣れるタイミングです。

一旦産卵モードに入ってしまうとエギにほとんど反応しなくなるため、産卵に入る前に狙う必要があるため注意が必要です。

アオリイカの産卵場所は主に藻場。ホンダワラやアマモなどの海藻に産卵しますので、春イカ攻略のポイントは「さまざまな産卵場所を知ること」「どんな条件の藻場が産卵場所になっているのかを予想すること」が重要になってきます。

そのため春イカエギングでは、藻場攻略が釣果を上げる重要なポイントになります。

産卵場所は毎年同じではない

ただアオリイカの産卵は毎年同じ場所で行われるのではありません。

当然、藻の成長や海水温の変化、藻の減少などにより毎年釣れる場所が変わるケースがあります。

また同じように藻が生えているように見えていても産卵に適していない藻であればアオリイカは寄ってきません。

そして水深や潮流といった環境の変化も影響してくるため、昨年はアオリイカがいたのに今年はいないという現象が起きてしまします。

エリアごとに環境を把握し、予測をたてて攻略していく必要があります。

ただ単に藻が生えていればいいのかというわけではなく、底一面に生えているもの、海面まで藻が達しているもの、まばらに生えているものなど、いろんなパターンごとにイカのストック量も異なってきますので、それにあわせた攻め方が重要になります。

産卵に適した藻場

アオリイカが産卵する代表的な藻の種類としては、ホンダワラ・アマモが挙げられます。

もちろん他にも藻はありますが、今回はこの2つについて解説していきたいと思います。

ホンダワラ

出典:伊豆海洋公園ダイビングサービス

褐藻類ホンダワラ科の海藻。寒流の影響を受けない日本各地の沿岸に分布する。体は長さ1〜2m,外見上,根,茎,葉の区別があり,上方には気胞があって,海中で体を直立させている。

コトバンク–ホンダワラとは

ホンダワラは、主に水深10m以内の浅い岩場に着生しており、上方の枝に気泡があります。これにより海中で自身を直立できるため縦に大きく成長することができます。

ただホンダワラは水深が浅すぎるところだとイカのストック量が少ない傾向にあります。できれば浅すぎず深すぎずといったエリアが好ましい。

おすすめは水深6m〜12mくらいのエリア。深すぎると釣り場として攻めづらくなるため、6〜12mくらいがちょうどいいと思います。

ホンダワラの量としては、海面までびっしり生えているような場所だとイカのストック量も多い傾向にあります。

アマモ

アマモ甘藻 Zostera marina)は、北半球の温帯から亜寒帯にかけての水深1 - 数メートルの沿岸砂泥地に自生する海草の一種。日本でも各地に分布する。雌雄同株で多年生の顕花植物であり、胞子で増える藻類ではなく、海中に生える種子植物である。

wikipedia-アマモ

アマモの特徴としては、細長く緑色をした葉。水深数メートル以下の砂泥地に自生しています。

港内やサーフなどにも自生しており、干潮時には草原のように姿を見せる場所もあります。

ポイントとしては潮通しがよく、緑色のアマモが生えているところだとアオリイカが多い傾向にあります。

藻場の攻略方法

藻場でエギングをする際に一番重要なのは、ピンポイントで狙った場所に攻めることができるかということ。

当然藻場でエギングを行いますので、根がかりのリスクがあります。

根がかりせずに、いかにエギを通すことができるか。イカにアピールすることができるかが重要になります。

アオリイカは産卵のためにホンダワラやアマモなどの海藻や岩の隙間にいることが多くなります。そこをピンポイントで狙っていく必要があるため、キャスティング精度や藻場の状況把握能力が高くないと根がかりを起こしてしまいます。

ピンポイントに攻める方法

ピンポイントにキャスティングしたり狙ったコースに通すためには、視認性の良いエギを使うとやりやすくなります

オレンジやピンクなどのカラーは、視認性が良いので目で見ながらエギを操作することができます。

またシャクリ方も、派手にしゃくらず竿先でチョンチョンとするくらいで大丈夫です。派手にしゃくりすぎるとダート幅も大きくなり海藻などに根がかりするリスクも高まりますので、海藻や岩場の近くを狙う際はダート幅を小さくして操作する必要があります。

ダート幅を小さくするのが難しいという場合は、非ダートエギを使うことをお勧めします。

おすすめは、エメラルダスステイ。エギの前方側面にスタビライザーがついていることによりダートを抑え波動でイカにアピールすることができます。

海藻が生い茂っている場所の攻略

海藻が生い茂っているような場所では、特に注意が必要です。

海面まで海藻が到達しているなら、海藻の上を通すことはNGです。必ず海藻にひっかかります。

海面まで海藻が達していない場合は、海藻の上を通すことは可能ですが使用するエギに注意が必要です。

沈下速度を抑えしっかりとフォール時間を確保することが必要になるため、使用するエギはシャロータイプもしくはスーパーシャロータイプが望ましいです。

カンナに絡まった海藻は必ず取る

海藻の近くを通しているとどうしても海藻がカンナに絡まります。

こうなるとイカは違和感を感じ、反応しなくなります

カンナに絡まらないようにするのが一番重要ですが、エギを操作している際に少しでもいつもと違う負荷がかかっているようなら海藻が絡まっている可能性が高いです。絡まったままだとイカは抱きついてきませんので、すぐ回収し海藻をとるようにしましょう。

まとめ

春は産卵のためにアオリイカの警戒心が高まり釣るのが難しくなりますが、産卵前のアオリイカは体力を蓄えるために積極的に捕食を行います。

その時にイカにアプローチすることができれば、釣ることができます。

シーズンに入るとアングラーも増えプレッシャーも高まり、イカが釣れにくくなりますが丁寧にピンポイントに藻場を攻めれば釣れます。

まずは、イカが寄ってきそうなポイントを抑え、産卵しそうな藻場の予測し丁寧にアプローチしていきましょう。

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